RoVee を使ったボイスチェンジャー

前回の、声が低い人のためのVSTHostを使ったボイスチェンジャーの作り方 をやって、多少マシになったと思うので、手順をメモ。
だいぶコピーしている。妹尾さんに感謝。

まずは Hermann Seibs Hauptseite さんで VSTHost をダウンロード。いろいろあるけれど、ダウンロードするのは vsthostx64.zip 。「C:\vsthostx64」に展開。

Reaper さんで ReaPlugs VST v2.36 64-bit をダウンロードして実行。何も変えなければ「C:\Program Files\VSTPlugins\ReaPlugs」にインストールされる。

g200kg さんで RoVee ver 1.21 をダウンロード。ここでは「C:\vsthostx64\rovee121」に展開。

Auburn Sounds さんで Graillon v2.8 の Free Edition をダウンロード。とりあえず「C:\vsthsotx64\Graillon-FREE-2.8」に展開したあと、その中の Windows フォルダの Graillon-2-FREE-2.8.0.exe を実行。何も変えなければ「C:\Program Files\VSTPlugins」と「C:\Program Files (x86)\VSTPlugins」にインストールされる。

Tokyo Dawn Records さんで TDR Nova をダウンロード。「Windows (no installer)」を選ぶ。これも「C:\vsthostx64\TDR Nova (no installer)」に展開してしまおう。

次は C:\vsthostx64\vsthost.exe を実行する。

メニューの「File」→「Set Plugin Path」を選択し、右下の「…」ボタンをクリック。

  • C:\vsthostx64\rovee121
  • C:\vsthostx64\TDR Nova (no installer)\TDR Nova (no installer)\VST2\x64
  • C:\Program Files\VSTPlugins

以上の3箇所を指定して追加(表示はちょっと変わっている)。

OK を押して閉じる。

右上にある「Engine Output」と書かれているブロックの左上の鎖マークのアイコンをクリック。

「0: Engine Input」の行の一番左のチェックボックスをクリックしてチェックして、OK を押して閉じる。

メニューの「Devices」→「Wave」を選択肢、「Input port 」に使っているマイク、「Output Port」にスピーカーやヘッドホン等を設定。
私の USB 接続マイクは「Sample Rate」が 48000 を要求するのでそれも設定。

この状態で、マイクからスピーカーやヘッドホンに音が通るのを確認。

メニューの「Plugin」→「Save Bank As」を選択し、「C:\vsthostx64」の中に「Default.fxb」として保存。
メニューの「Performance」→「Autosave Plugin Banks」を選択肢チェックマークを入れる。

ツールバーの Load Plugin ボタンを押して、「ReaPlugs」の中の「Reafir_standalone」を選択。

まずはまた、「Engine Output」の箱の左上の鎖アイコンをクリック。「Engine Input」のチェックを外す。Reafir_standalone の方はチェックが入っているはずなのでそれはそのまま。


これで、3個の箱が順番につながるはず。

Reafir_standalone の箱の、右上から左に3番目のアイコンをクリックし、設定ウィンドウを表示する。

「Mode」のプルダウンを「Subtract」に変更。その右の「Automatically build noise profile (enable during noise)」をチェック。数秒待ってからチェックを解除。
(環境音をこれで常に削除)

プラグインを追加。

  • Rovee
  • Graillon 2 (Auburn Sounds Graillon 2-64)
  • TDR Nova

プラグインと Engine Output の左上の鎖のアイコンで、全部の箱を順番に繋ぐようにする。

この段階でマイクに向かって喋ると、女性っぽい声になっているはず。

「Auburn Sounds Graillon 2」の設定アイコンをクリックして、ウィンドウを開く。

左下の「PITCH-SHIFT」を声質を調整する。Auburn Sounds Graillon 2 の主な調整範囲は多分だいたいこのくらい。私の場合は -1 程度。

RoVee の調整は、多分主に Formant だと思う。Pitch もかもしれない。私の場合はひとまずそのまま。

TDR Nova の調整もする。右上の IN をクリックして波形を表示するようにする。

左下の「HP」と「LP」もクリックして ON にする。

イコライザー上の点6個を動かして、声質をさらに調整する。

メニューの「Performance」→「Save As…」でウィンドウを開いて、適当な番号を選んで「Name」に名前をつけ、OK を押して閉じる。

これで一旦 VSTHost を閉じる。

VB-Audio Software の VB-CABLE Driver をダウンロードする。これもついでに「C:\vsthostx64\VBCABLE_Driver_Pack43」に展開。

VBCABLE_Setup_x64.exe を右クリックして「管理者として実行」。「Install Driver」をクリックしてインストール。

メニューの「Devices」→「Wave」で設定ウィンドウを開き、「Output Port」に「MME: CABLE Input (VB-Audio Virtual C」を設定する。

OBS 等で、音声チャンネルとして「CABLE Output (VB-Audio Virtual Cable)」を設定する。

ゆづき

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